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VOL.27 No.4 '11 /冬 ≪年頭所感≫「モノづくり革新、改革の流れを強めよう」

MC900223050[1].jpg新年あけましておめでとうございます。ご家族おそろいで喜ばしい新年を迎えられたことと思います。

昨年はエコポイント政策などの需要を取り込んだカーメーカーの販売回復を受け仕事量を増やすことが出来ました。一方建材事業は、冷え込んだ需要の中でも内製化の促進など構造改革をして一定の成果をあげる事ができました。社員の皆様の活躍で大過なく進めてこられたことをともに喜びたいと思います。

社外の昨年の大きな出来事をみますと、世界も日本も、予測以上にめまぐるしい変化や動きがありました。新興国といわれている諸国の動きが、世界の政治・経済に大きな影響を及ぼすようになりました。日本経済は円高、デフレの継続など不透明な情況にあり、当社を取り巻く経営環境は今後もさらに厳しいものが続いていくと考えられます。

 

 ■「モノづくり革新」二年目として「真のモノづくり企業」になる

さて、事業の継続・発展を図るため、昨年4月から「モノづくり革新2010-12」というテーマのもと3ヵ年の第8次中期経営計画をスタートさせました。初年度の昨年は、いくつかの新しい投資、新しい組織の方針を具体化しました。皆さんには新しいモノづくり革新の基本方針を理解していただき、具体的な取り組みに注力していただきました。会社が中から変わっていくことにより、お客様に対して新しい価値を提供することを目指していかねばなりません。

 

 ■技術・技能に焦点を当てた価値の創造

 今年はもう一歩踏み込んで、モノづくり技術を深め、確立していくことに重点をおきます。品質と効率、原価低減と顧客満足を実現する「技術・技能」。海外での製造に応えることが出来る世界水準の「技術・技能」。また、新しい価値を創造し明日の商品を創り出す「技術・技能」。それらを実現するため目標とするレベルを明確に定め、その達成に向け施策を展開します。当社の「固有技術」は何か、それを支える「管理技術」はどのレベルにあるかを明らかにし、目指すべき技術レベルに向け具体的方針を定めます。それを基に技術の強化・育成と改革を図ることを経営の中心に置き、現場の重点課題とします。 

■品質・コストに焦点を当てスピード感を持ってやりきる

 これらの改革を進めるためには、現在の事業において確実に収益を確保することが不可欠です。原価管理と品質確保は最重点課題となります。結果としての原価情報でなく、売上の増減変動に対してあるべき原価を各工程で原価情報として把握し、それを実現することが重要です。赤字の仕事はしないという気概で取り組む姿勢を求めます。顧客クレームの流出源流に対する対応は無論ですが、後工程へは不良品を渡さない工程づくりを徹底して追求します。

 仕事の基本は、お客様の求めるものを学びとり、その要求に迅速に応えることです。すべての仕事はこれに尽きると思っています。そのためには先見性を持って情報収集に努めるとともに重複業務をなくし、効率的に業務を遂行することが求められます。各人が自分の持ち場ではどうあるべきか、を考え改善につなげることを求めます。

 

 ■リーダーの役割はモノづくり、人づくり、チームづくり

 リーダーの役割は将来を予測し環境の変化を察知し、実現すべき価値を理解し、適切な目標と施策を示すととも、チームがしっかり機能することで成果をあげ、メンバーがやりがいと生きがいをもって仕事に取り組めるようにすることです。そのためには仕事を通じて人材育成に尽力することが重要です。目標を達成するためにどのような人材や能力が必要かを考え、それを実現するための施策を展開する必要があります。

 一般の社員の役割は、お客様のために製品をつくり工事を完成させるなどのものづくりの基本業務を確実に、遅れることなく、しかも自信を持って遂行することです。

 お客様が求める設計企画のモノづくりをしっかりつくり込む仕事は確実に人づくりにつながっていきます。現場に根をおいたところで、お客様の求めることを知る、商品の設計企画を知る、モノの加工を組立のしくみを知る、会社の機能を理解する、モノづくりを通して人づくりをすることを推進していきます。

 

 ■今年の干支は

 「辛卯(かのと・う)」です。昨年'10年は「庚寅(かのえ・とら)」の年で、その前の年'09年の世界各国の社会構造が大きく変わった変化に続いて、新世代に適応した新しい仕組みを構築して旧体制の残滓を一掃し、定めた方向へ「寅」の伸びる力で行動するという年でした。モノ・カネは動きを変えたが、ヒトは素直でなく動かなかった、と言うのが賢者の解説です。今年'11年、"辛卯"は「閉塞を打ち破り、善悪不問の激しい動きが起きる」ことを意味している。変わらない国、組織は衰退することを、他人事ではなく皆が実体験する年であり、干支を合わせた"辛卯"は荒療治が斟酌せず行われることを示しているというのが干支の黙示です。

 

 ■石﨑本店は変わってきた

MC900223081[1].jpg 石﨑本店は真のモノづくり企業の組織に成長変化していく一筋の道を進んでいます。カーメーカーと建設会社がつくる乗用車と建築物という社会的な耐久財に対して、「個客」様の"安全と快適"を提供する部品や設備をつくり、渡すのが当社の使命です。私はこの「モノづくり革新2010-12」2年目の今年こそ、モノづくりの基礎づくりを通して大きく変化するための、正念場の年だと考えています。

 この一年、皆さんの充実した活躍を期待して年頭の挨拶とします。