ニュース

NEWS

VOL.30 No.1 '13 /春 ≪年度方針≫ モノづくり革新と商品革新により、お客様の信頼を得続ける

2013年度は、第9次中期経営計画がスタートする重要な年度です。第8次中計では、モノづくり革新2010-2012と題し、現場力、品質中心に活動しましたが、品質問題などの大きな課題を残す結果となりました。第9次中計では、今年の年頭所感でも申しました通り、原点に立ち返ることが重要と考えています。原点とは、経営理念に掲げている「お客様満足」であり、そして全ての仕事の基本である「元気な挨拶」と「5S3定」です。

9次中期経営計画の基本戦略

お客様満足を得るには、お客様の求める価値を創造することが必要です。6年後の創業100周年に向け、私たちが目指す姿は、「お客様の期待を上回る商品・サービスを提供し、お客様に喜びと感動を与え続ける」、そういう会社になることです。その実現のため、第9次中計の3年間を基盤強化の期間と位置づけ、真のモノづくり企業となるため、「石﨑本店生産方式」の確立を目指します。石﨑本店生産方式は、全業務の全プロセスを対象とした「モノづくり革新」と「商品革新」を同時に達成することにより確立します。第9次中計では、この2つの革新を基本戦略とします。

モノづくり革新と商品革新

モノづくり革新とは、これまで取り組んできたモノづくり革新より、更に範囲を広げます。営業、購買、開発、生産、管理など、全領域に渡り、現場・現物・現実でより深く、ムリ、ムダ、ムラを排除し、最短のリードタイムと柔軟な対応力を実現させます。それにより、目標とする品質、コスト、納期、業務全体の高付加価値化を達成します。

商品革新とは、市場のニーズやお客様の要求を先取りし、その要求を超える商品・サービスを開発する仕組みと体制を整え、お客様に提供するものです。

この2つの革新により、お客様の要求を超える高付加価値商品・サービスを高品質、低コスト、短納期でお届けすることが可能となり、お客様満足を高めます。

2013年度会社方針

中計基本戦略により、2013年度の会社方針を次の通り定めます。MH900445276[1].JPG

  2013年度 会社方針

  価値創造2013

  原点に立ち返り、現場、現物、現実で、スピードをもって

  1.元気な挨拶と5S3定を徹底し、活力ある風土をつくろう

  2.モノづくり革新を実現し、QCD目標を達成しよう

  3.魅力ある商品を提供し、お客様の期待を超えよう

元気な挨拶と5S3定は、私たちの日々の行動により達成できるもので、石﨑ブランドの基本です。モノづくり革新と商品革新は、各本部、各部門で策定されたアクションプランに従い、私たち一人ひとりがスピードをもって役割と責任を果たすことで実現されます。2013年度が成功の年となるよう、会社方針のもと、全社一丸となって、全力で取り組んでまいりましょう。