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VOL.31 NO.4 '15/冬 ≪年頭所感≫

「お客様視点による商品力確保と、それを実現させるアイデアと行動力を持とう」

                             代表取締役社長 石﨑 信三
 皆さん、明けましておめでとうございます。ご家族おそろいで健やかに良い年を迎えられたことと思います。
◆今年の干支
 昨年の干支は甲午(きのえ・うま)で干支60年サイクルの後半30年の始めの年でした。「甲」は種子の硬い殻を意味し、殻に覆われた先の見えない新しい時代を示し、「午」は杵(きね)を意味し、強い力で激しく噛み合っている状態を示しています。すなわち「甲午」は、もみ合いながら物事がなかなか前に進まないが、激動しながら少しずつ新しい時代に適合して行く世の中を示していました。世界では沢山の異例な出来事がありました。国内ではアベノミクスにより、企業業績の向上と人手不足、円安、物価上昇、消費税の増税、実質賃金の伸び悩みなど、経済を中心に幾つかの大きな変動があり、新たな転換期を迎えつつも、先行きは判然としない甲午に象徴される年となりました。

今年の干支は、乙未(きのと・ひつじ)の年です。「乙」は樹木の生長過程で、甲に続いて固い殻に覆われた種子が芽を出すというものです。「未」はひつじのことですが、未(ひつじ)は動きが鈍いという状態を表します。乙未(きのと・ひつじ)の年は、動きは鈍くはっきりとは見えないが、今後、どの方向に進むのか、小さいながらも芽が見えてくる年と言えます。

◆ 創業100年に向けた第10次中計への橋渡しの年

今年、当社では、第9次中期経営計画の最終年度である3年目を迎えます。9次中計の総仕上げの年であり、乙未が示す通り、2018年度の創業100周年に向け、どう行動するのかを具体的に決定する第10次中計策定の年となります。次代の流れを見据えて、必要な行動を具体的に決める重要な年ということです。

今期課題の完遂と来期計画の準備を

皆さんにお願いしたいのは、今期のやり残しを確認し、期末までの3ヶ月間でどのようにしてリカバリーするのかをまとめ、実行に移していただくことです。忙しさに流されることなく、計画したことは何が何でもやり遂げる姿勢と努力で、行動力をもって計画を完遂してください。

これから第9次中計の最終年度である、2015年度の年度計画を策定する重要な時期に入ります。第9次中計の目的である「石﨑本店生産方式」による基盤強化を実現するために、お客様視点による商品改革、モノづくり改革を完結させる計画になっています。特に品質に関する問題は、お客様視点の重要な要素であり、全員で取り組み絶対に解決すべき重点課題といえます。環境の変化に柔軟に対応し今後の発展につなげて行くめには、来期計画をしっかり検討し、強い基盤づくりの完結に向け、準備を行なってください。

お客様視点は、お客様により近づき、お客様と同感する

前述したように、乙未(きのと・ひつじ)は、動きは見えにくいが、今後の行く末を示す芽が出る年です。世間や市場に生えた芽を見逃すことなく確実に捉え、向うべき方向を素早く見極める1年とも言えます。その芽を確実に捉えるには、全ての基準をお客様視点で考えることが重要となります。お客様により近づき、お客様をより理解し、お客様と一緒に考え、お客様と同感することが、お客様の求める品質を理解し向かうべき方向を見極めることにつながります。理念や組織、業務プロセス、一人ひとりの行動、そして商品・サービスの全てがお客様視点による品質確保に向けられ、皆さん全員がそれを実現するためのアイデアと提案力を持ち、完遂させる行動力を発揮されることを強く期待します。これらの体制を整えることが第9次中計の目的である基盤強化の本質なのです。今年もしっかり力を合わせ全員体制で取り組んでまいりましょう。

最後になりましたが、本年が皆様にとって、より良い年となるよう祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。