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VOL.32 NO.4 '15/冬 <年頭所感>

「将来を見据えて、

    これから何をすべきかをしっかり考え実行に移そう」

                        

皆さん、明けましておめでとうございます。今年も皆様にとってより良い一年となることをお祈りいたします。

◆干支が示す今年の動き

 昨年の干支は、乙未(きのと・ひつじ)でした。乙未の意味は、動きは鈍くはっきりとは見えないが、今後、どの方向に進むのか、小さいながらも見えてくる年ということでした。世界では、ドイツカーメーカーの排ガス規制偽装問題が起こり、日本では、杭打ちデータ改ざん問題などがあり、世界、日本とも品質に対する信頼性が大きく崩れる事件が目立った年でした。顧客からの信頼、品質の確保が、これからの時代を乗り切る重要な要素であることを示唆しているように思えます。

 今年の干支は、丙申(ひのえ・さる)です。丙(ひのえ)が示す意味は、樹木の生長が目に見えるほどたくましい状態を表します。申(さる)は象形文字であり稲妻が鋭く走る様子を表します。従って、丙申(ひのえ・さる)は、成長たくましく、激しく突っ走る様子を意味します。これまでの仕組みや常識を突き破り、新たな考え方を持たなければ前進できない年になるものと思われます。

◆創業100周年に向けて大きな飛躍を

2018年は、当社の創業から100年目を迎える大きな節目となる年です。その100周年に向けて、4月より第10次中期経営計画をスタートさせます。この第10次中計では、市場をリードする新商品の開発と、それをつくり出すモノづくり力を構築し、その力により更なる国際化と事業拡大を進め、新しい時代に対応したNEW石﨑本店を確立して行くための重要な期間となります。そのためには、全社一丸となって新しい石﨑本店をつくり上げるという一人ひとりの強い意志が求められます。皆様の活躍をこれまで以上に期待する3年間となるでしょう。

◆今取り組むべき最大の課題

 NEW石﨑本店をつくり上げるための最大の課題は「お客様品質の向上」であり、今後、当社が事業を継続し発展させていくためには、絶対に実現しなければならない最重要課題です。全業務プロセスを見直し、一貫した流れを維持継続し、再評価するというサイクルを確立することを最優先課題とし、早急にやり遂げることをお願いいたします。

2050年の世界と日本

 2050年には、日本の人口は、現在の13000万人から9700万人になると予測されています。中国地方の人口は40%弱減少すると見込まれ、地方の消費落込みにより、企業間の競争はより激化するでしょう。

世界を見ると、GDP世界トップ10のうち、アジアが金額ベースで60%以上を占め、世界経済の中心はアジアへと移行すると予測されます。日本の労働力低下と需要の落ち込みにより、生産拠点.はアジアを中心とした海外への移転を余儀なくされます。

◆将来の変化を先取りしたイノベーションを

このように日本や世界の情勢は大きく変化して行きます。事業を発展させていくためには、将来の変化を先取りし徹底したイノベーションにより海外や他の商圏で戦える品質とコストを造り込み、時代の変化と顧客の要求を先取りした商品・サービスを提供することが必要です。皆様におかれましては、常に将来を見据え、時代の変化に対応するにはどうあるべきかを考え、積極的に行動に移していくことを大いに期待します。

◆原則を守り変革を実現しよう

丙申(ひのえ・さる)の年は、新たな考え方を持たなければ前進できない年と言われています。当社においても、創業100周年に向け、これまでの常識を一掃し、新しい価値観を創造するスタートの年になります。「お客様品質の確保」という大原則を守り、足元をしっかり固めながら、皆で知恵と力を振り絞り将来に向けた変革を実現して行きましょう。

代表取締役社長 石﨑信三