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VOL.29 No.1 '12 /春 ≪年度方針≫ "イノベーション20"はモノづくり現場から

朝の安全唱和、5S3定の徹底、勤務終了時には、出来た成果を点検、評価し、明日の準備も考えている。トップも部門長も、そして社員一人ひとりが、目の付け所を変えて、まず現場をよくすることが第一の仕事です。

「モノづくりの現場を良くしよう」これがまず話しておきたいことの第一点。この一年、毎日このような職場で活き活き元気で仕事が出来るようにお願いをします。

 <第8次中期経営計画最終年度>

 さて、2012事業年度が始まりました。「真のモノづくり企業になろう」という第8次中期経営計画推進の3年目、最終年度です。この二年間の仕事を通して、皆さんが会社のモノづくりをしっかりと見て変えてきました。そこで、本年度は"今までどおりだ""変わっていないね"というところにも目を向けて、その原因と改善策を考え、また、本当にその仕事が必要なのか、と踏み込んで考えることから始めてください。

 <2012年度方針>

本年度、特に力をいれていきたいことを会社方針に次のとおり決定しましたので、皆さんには重点課題として実行していただくことにします。

        『2012年度 会社方針』

    モノづくり革新2012 「Innovation 20への挑戦」 

     お客様に感動していただける商品を提供するため

    1. 現場・現物でプロセスを確認し、品質を高めよう

    2. ゼロ・ロス志向で、最大スピードでコスト革新をしよう

    3. OJTを通じて、一段高い技術・技能を修得しよう

<モノづくり「イノベーション」>

まずは、モノづくりのイノベーションです。

これをうまく進めるには、トップダウンの指示だけでは充分でなく、部門の壁を越えて部門横断型での活動をやっていくことが重要となります。結果を出しては次の課題へと挑戦し続け、次の年、また次の年へとイノベーションの波が続き、その中心でマネージャーとやる気のある社員が支えていることを期待しています。

<コスト改善 +20  ・  新価値 +20>

 つくりかたのイノベーションは、コスト改善20%を課題に据えて取り組みます。歩留まり・生産性・資産効率向上、棚卸資産圧縮、などを一から見直して、やり方も変えて、実現するまで徹底します。イノベーションのもう一つの柱は、新価値創造です。新発想や工夫が大事なポイントです。中長期をみたコア技術と技能の確立を目標に、一つ一つ積み重ねる努力をしていきます。あらゆる分野で、新価値が花開くストーリーが出来あがるように推進します。

 <「変革」をたたかってこそ、人づくりができる>

 OJT教育、訓練を、仕事の仕組を「変革」していく中で、取り組んでください。上司や先輩が未知の筋書きを示し、皆が一つになって取り組み、変革していく過程と結果を共有してください。その中で、挑戦するOJTが増えることを期待します。

 <各事業のイノベーション変革プログラム>

MH900338158[1].JPG 各事業本部が決めている本年度事業方針に、イノベーション20の具体化指針が出ています。これにそって、各部門長やリーダーは、イノベーションの目標・課題と実現への筋道、ストーリーを設定します。これを業務の中で、小集団活動に取り入れて、実践するのがこの一年の活動です。どの職場でもイノベーション20変革プログラムが出来て、新年度のスタートを切ってください。

 この一年、イノベーション20に挑戦し、将来に向かって誇れる結果を全員で勝ち取ることを期待します。